こんにちは、埼玉県桶川市で古民家をリビルドしているコバリラボです。
今回はDIYで作る簡単な「椅子の作り方」を紹介します。
コバリラボではお客さんを集めるイベントや工作時の時など、大量の椅子が必要になります。外で使用することもあるし、ちょっと汚れても目立たないようなものがいい。
パイプ椅子やアウトドアの椅子も素敵ですが、古民家の雰囲気にはちょっと合いません。
ところが、普通に椅子を買うとこんな感じ。
素敵だけど高すぎる…!最低でも10脚欲しいですが、椅子だけで5万円はちょっと抵抗があります。
そこで、コバリラボでは椅子を自作することに。
なんとホームセンターで売っている杉の格安材3本で作れてしまうんです!
今回はそんな安くて丈夫で僕みたいな素人でも作れてしまうコバリの椅子を、簡単5ステップでご紹介します。
・安くて丈夫な椅子を作りたい
・木製の椅子が好き
・DIYにおすすめの道具を手っ取り早く知りたい
椅子作りの流れ
野縁や垂木など、ホームセンターに行けばどこでも売っている建材です。安くて丈夫です!
椅子を作るための部品を作ります。切るだけでOK
使うのはビスだけ!歪みの出ない簡単な方法で椅子を組み立てていきます。
板材でも縄でもOK。椅子の表情を決める部分です。
最後にちょちょっとニスやワックスで仕上げ加工をして完成。立派な椅子の出来上がりです!
組み立て椅子に必要な材料一覧
素材はこちら
- 杉角材 30×40×1820:3本
- ワンバイフォー材 19×89×1820:1本
- 木工ビス 55mm:36本(内16本は座面固定用)
- 木工ビス 65mm:12本
- サンドペーパー 240番:1枚
- サンドペーパー400番:1枚
- ニス(お好みで)
- オイルステイン(お好みで)
道具はこちら
道具はこちら
- ノコギリ(丸ノコがベター)
- 木工用ボンド
- ニス用刷毛
- ウエス
- 軍手
- 巻尺
- 差し金 などなど
今回紹介する椅子がやたら安いのは、建材を使用しているから。
コバリでは、椅子を作るのに30mm×40mmの角材を使用しています。
建材はあらゆるところで使用されることもあり、安いしホームセンターであればほぼ売っています!
束売りだと6本1,000円と破格なことも多いので、ぜひ椅子作りに活用しましょう。
「近くにホームセンターがないよ」という方はネットでも売っています。でもちょっと高いので、周りのホームセンターを探してみましょう。
材料が揃ったところで、次に椅子のサイズに合わせて角材をカットします。
一つの椅子に必要な部品は全部で5種類。
・300mm:3本
・360mm:4本
・400mm:2本
・420mm:1本
・600mm:2本
注意する点はノコギリの内寸で切ること!
意外に忘れがちですが、ノコギリ刃の厚み分は削れてしまうのです。
そのため、最初に木材に全ての印をつけたりしてしまうと、全部ちょっと小さい形に切れてしまいます。
特に電動丸ノコの場合は刃が厚いため、結構な差が出てしまいます。気をつけましょう。
下の形で切ると無駄なく木材を切ることが出来ます。
電動ノコは超便利!
垂木は30mm×40mmで細いため、ノコギリでも切れなくは無いですが、何本も切るというのはやっぱり大変です。
コバリラボでは木材をカットするときは必ず電動丸ノコを使用しています。
電動丸ノコはその名の通り、電動で回る歯で一瞬のうちに木材を切断するスグレモノ。
見た目はめちゃくちゃ本格的感じだし、危ないんじゃないの…?と思うかもしれませんが、安全カバーが付いていて操作も簡単。
僕たちが実際に使っているエボリューションは小型で使用の用途は限られますが、ビギナーが使うにはちょうどいい大きさで重宝しています。
木材が車に入らないという方は
垂木をホームセンターで買いたいけど、1820mmの垂木は大きすぎて車に入らない…
そんな方は、ホームセンターで木材をカットするという手も。
大きいホームセンターであれば木材カットマシーンがあったり、自分で切ることのできるDIYルームの設備があります。
カインズホームでは1カット50円で切ることができますよ〜
家も汚れずに済むし、切り口も綺麗なので、切るのは任せたい!という方はぜひ利用してみてください。
サイズに合わせて木材が切れたらいよいよ組み立てです。
一つの固定場所に木工用ビス2本を使用します。
金槌で叩く釘ではなく、ビスの方が楽ちんです。
DIYの基本道具ですが、やっぱりインパクトドライバーは重宝します。
コバリはマキタ製品だらけです。
使用する釘は木材に適した木工ビス。55mmと65mmを使用します。
厚みのある木工製品の組み立てには半ネジを使おう!
木材の組み立てをする際には、ネジの渦が途中で終わっている半ネジを使いましょう。
こちらの方が木材同士を固定する力が強いため、組み立てに適しています。
トラスコ 内装用木工ビス4 4.2mm×50mm TMB4250posted with カエレバ
トラスコ 内装用木工ビス4 4.2mm×65mm TMB4265posted with カエレバ
コツは小さなパーツをいくつか作ってからドッキングさせること。
そうすることでちょっとした歪みを補正しながら組み立てることができます。
椅子の組み立て図はこちら
いよいよ組み立てです。
図面をチェックしながら作っていきましょう。
あらかじめ釘を木材にさしておこう
一人で作業する場合は木材を固定しながらビスを入れていくのが大変です。
そんな時にはあらかじめビスを木材に入れておくと便利ですよ。
次はいよいよ仕上げ!
椅子の形が出来上がったので、いよいよ仕上げに入ります。
続きはこちらからご覧ください。
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