一脚1000円以下で作れる！｜杉角材3本で作るDIY椅子の作り方 5ステップ後編

こんにちは、埼玉県桶川市で古民家をリビルドしているコバリラボです。

今回はDIYで作る簡単な「椅子の作り方」を紹介します。

今回はホームセンターで売っている杉角材３本で作る、安くて丈夫なコバリの椅子を、簡単5ステップでご紹介します。

こんな方におすすめの記事です

・安くて丈夫な椅子を作りたい
・木製の椅子が好き
・DIYにおすすめの道具を手っ取り早く知りたい

前半では材料の調達から図面などを紹介していますよ〜

こちらからご覧ください

前半を読む

椅子作りの流れ

杉角材を用意する

野縁や垂木など、ホームセンターに行けばどこでも売っている建材です。安くて丈夫です！

椅子のサイズに切断する

椅子を作るための部品を作ります。切るだけでOK

部品を組み立てて椅子にする

使うのは釘だけ！歪みの出ない簡単な方法で椅子を組み立てていきます

座面を作る（ここから後編）

板材でも縄でもOK。椅子の表情を決める部分です。

表面の仕上げして完成！

最後にちょちょっとニスやワックスで仕上げ加工をして完成。立派な椅子の出来上がりです！

ステップ4　座面を作る

椅子の骨格が出来ましたが、このままでは座ることができません。

座面を作って椅子にしましょう！

この座面はどんなものでも構わないので、床材の余りでもよし、垂木を並べるもよし、縄で作るのもアリです。

サイズは横幅が幅400mm、奥行きが360mmセンチなので、しっかり端から端に渡る大きさの木材を選びましょう。

オススメはワンバイフォー材です。

サイズは19×89×1820mmなので、400mmずつに切って4枚並べれば座面として活用出来ます。

ワンバイフォー材もホームセンターでほぼ売っています。

価格は200円前後で買えることもあります。通販とえらい違いです…


織田商事 SPF材 1x4(ワンバイフォー材) 19x89x1200(mm) 1本posted with カエレバ

固定にはまず木工用ボンドかビスを使用します。

できることならボンドだけで済ませたいですが、無垢材の場合は、反ってしまっていることも。

ボンドだけでは固定が出来ない場合はビスで固定しましょう。


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ステップ5　仕上げ加工をして完成！

いよいよ椅子の形が出来上がりました。

最後に仕上げ加工を施して完成です！

仕上げ加工は面取りと表面加工の2種類です。

面取りをする

このままでは角が尖っていて危険なので、240番のサンドペーパーで角や面を落としましょう。

サンドペーパーは手で持って使うことも出来ますが、一度サンダーを使うようになると効率の良さにびっくりします。

複数台の椅子を作る予定であれば、サンダーの購入もおすすめです。


マキタ/makita 仕上サンダ BO3710 サンダー 電動 工具posted with カエレバ

やすりがけをしたくない！という方は、ホームセンターで面取材を買ってしまうという手もあります。

加工が増えているのでちょっと高い傾向にありますが、手間をなるだけかけたくないという方はこちらもチェックしてみてくださいね。

表面を加工する

コバリラボでは座面にニス加工をしたり、オイルフィニッシュすることが多いです。

椅子は大量に作っているため未塗装ですが、完成イメージはこんな感じです。

コバリラボが愛用しているのはワトコオイルです。

ダークウォルナットは色合いがシックで気に入っています。


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いつか使ってみたいと思っているのは、オスモカラーのオイルステイン。天然素材派の方はこちらもチェックを。


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ニス塗装の場合は椅子の用途によって決めます。

屋外で使用する場合は「油性」を選ぶようにしましょう。

ねっとりしていて木材の色も濃くなるので仕上がりのイメージがよくなります。


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仕上げにサンドペーパーをかけてあげるとクオリティが上がります。


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ついに完成！

椅子に必要な道具一覧

組み立て椅子に必要な素材はこちらです。

素材はこちら

杉角材 30×40×1820：3本
ワンバイフォー材 19×89×1820：1本
木工ビス 55mm：36本(内16本は座面固定用)
木工ビス 65mm：12本
サンドペーパー 240番：1枚
サンドペーパー400番：1枚
ニス（お好みで）
オイルステイン（お好みで）

道具はこちら

ノコギリ（丸ノコがベター）
木工用ボンド
ニス用刷毛
ウエス
軍手
巻尺
差し金　などなど

まとめ

今回はコバリラボで使っている組み立て椅子の作り方を紹介しました。

一見難しそうに見えますが、多少固定がずれてもガタつきが出にくくて耐久性の高い椅子が格安で作れるので、おすすめです。

おうちで使うサブの椅子や、お子さんの勉強椅子の手作りなど、ぜひトライしてみてくださいね。

コバリラボからのお知らせ

コバリラボの新しい事業が始まります

2017年より改修を行ってきたコバリラボ。

2020年、いよいよ改修が終了します。

埼玉県・桶川市の自然に囲まれた古民家という立地。

そして、社員ひとりひとりの手で作った空間ならではの、

「ここでやる意味がある」と思える事業を準備しています。

これからの新生コバリラボを、どうぞ楽しみにしていてくださいね。

instagram:@kobari-labo

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【コバリの蔓でかごを編む】埼玉の少し田舎に行くと、至る所にはびこっている蔓。邪魔者扱いされることが多い蔓ですが、編めば立派な道具になります。蔓編みを始めたのは今年からですが、始めたら色んな人から「蔓を編めるのはいいね」と言われるようになりました。意外に編み手がいないようです。おばあちゃんに言われるぐらいだから、若者はさらにいないんでしょう。始めさえ決めてしまえばあとは延々と編み続ければ出来上がるので、必要なのは技術よりも腕力だったり。自分で編むと愛着もわくし、市販の製品の質の高さに気付くこともできます。一つ作るのには時間がかかるし、編み終えると手が痛くなりますが、こうして得られる体験はテレビやネットて得るものとは違った活き方をしてくれます。ー草作 #カゴ編み #蔓 #果物カゴ #エッセイ #コラム古材家具 #古材diy #古民家 #古民家リノベ #古民家diy #古民家改修 #セルフリノベ #セルフビルド #kominka #diy #田舎暮らし #桶川 #北本 #伊奈 #上尾 #埼玉　 #もったいない精神

A post shared by コバリラボ (@kobari_labo) on Dec 4, 2019 at 9:51pm PST